BLOG
皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか。
まだまだ酷暑が続くこの頃、相変わらずのNクールに癒しを求めております。
SIMPLE is…の星野です。
8月。
一年の中でも、地元やご実家へ帰省し、
普段なかなか会えない家族と顔を合わせるお盆。
先人たちへ想いを馳せながら過ごすこの時期は、
どこかじんわりと、
「家族との繋がり」を感じる瞬間に溢れているような気がします。
久しぶりに帰る実家。
いつものように迎えてくれる家族。
何気なく食卓を囲みながら交わす会話。
普段は当たり前すぎて気にも留めないような時間が、
実はとてもかけがえのないものだったりするのかもしれません。
皆様にとってもそのように感じられらお盆だったのではないでしょうか?
「家族との繋がり」といえば、
家づくりの中にも、そんな瞬間があります。
それが、
「上棟」です。

(上棟日当日のおうちの様子)
家づくりをされている方であれば、
一度は耳にしたことがあるかもしれない「上棟」という言葉。
柱や梁が組み上がり、
それまで平面だった図面の中の家が、一日かけて少しずつ立体になっていく。
朝、何もなかった場所に、夕方には家の骨格が立ち上がっている。
初めてその光景を目にしたとき、
「家が建つ」ということを、
頭ではなく、身体で感じるような不思議な感覚があります。
そして、その上棟の日に行われるのが、「上棟式」です。
上棟式は、棟木が上がった後に、これから始まる工事の無事や、
そこに住まうご家族の家内安全を願うために行われてきた日本の建築文化のひとつです。
その歴史は古く、
平安時代にはすでにその形が確立されていたとも言われています。
今でこそ、
家を建てるためには図面があり、
住宅会社があり、
現場監督がいて、
大工さんやたくさんの職人さんがいて。。。
(まさにアベンジャーズ状態です。)
それぞれの役割を分担しながら、ひとつの家を完成させていきます。
職人さんが一つひとつ手を加え、そして家族がその様子を見守る。
一日で建物が形作られていく過程そのものに、
たくさんの人の想いが重なっていた。
だからこそ、
「無事にここまで家が建ち上がったこと」
そして、
「これからも工事が無事に進み、家族が安心して暮らせること」
そんな願いを、
家を建てる人、つくる人みなが共有する。
それが、
上棟という文化のひとつの意味なのではないでしょうか。
私たちSIMPLE is…にとっても、
上棟は特別な一日です。
現場に立ち上がっていく家を見ると、本当に胸が熱くなります。
これまで何度もお打ち合わせを重ねて、
土地を決めて、
間取りを考えて、
窓の位置を考えて、
素材を選んで。
その一つひとつを、
お2人と一緒に考えてきたものが、
実際の「家」として姿を現す。
図面の中にあったものが、
目の前に立ち上がってくる。
その瞬間に立ち会わせていただけることは、
私たちにとって、決して当たり前のことではありません。
むしろ、お2人、そしてご家族との人生における大きな節目に、
私たちを参加させていただいている。
そう考えると、
「ありがとうございます。」
という言葉だけでは、
少し足りないような気さえしてしまいます。
家は、ただの「建物」ではありません。
(ふんわりと、じんわりと包み込まれるような暖かな拠り所。。)
そこには、
これから始まる家族の暮らしがあり、
何年、何十年と続いていく時間があります。
嬉しい日も、
少し大変な日も、
きっとその家が家族の時間を包んでいく。
そんな未来の入り口にあるのが、
上棟なのかもしれません。
だからこそ、
そのかけがえのない一日に、
SIMPLE is…を選んでくださったお客様と一緒に立てること。
そして、「ここから、この家が始まるんだ」という瞬間を共有できること。
その瞬間までのお打ち合わせも含めて過ごしてきた、
これまでの瞬間がフラッシュバックし、、、
形づくられていく様に夏の暑さではない。
本当に温かな気持ちにさせてくれます。
(ほろり。となんだか泣けてきてしまうような。)
最後に
お盆に家族と過ごしながら感じた、「家族との繋がり」。
そして、家づくりの中で感じる、「人と人との繋がり」。
どちらも、
目に見えるものではないけれど、
時間が経つほどに、
じんわりと大切さを感じるものなのかもしれません。
これからも、一邸一邸。
そのご家族にとっての大切な時間に寄り添いながら、家づくりをしていきたいと思います。
そして、ここから始まるご家族の暮らしが、幸せに満ちたものになりますように。
――――
今回私のブログにおいて、
快く私の思いの丈を自由に述べさせていただく機会をくださったご夫婦に、
本当に感謝の気持ちしかありません。
本当にありがとうございます。
「住まい」というお二人にとってのかけがえのない居場所・思い出の器に、
私たちを携わらせていただけました事を心から感謝いたします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
星野
――――