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2020.05.12 小山ブログ かしこい家づくり

大きな家と小さな家はどちらがよいのか

「ねぇねぇお父さん、お父さんって昔モテた?」

「え?そりゃそうよ。クラス中の女子の目がハートよ。モテモテよ。モテ王とは俺の事よ。」

「お母さんがね『お父さんは昔全然モテなくて、お母さんとしかお付き合いしたことない』って言ってたよ。お父さん、嘘はダメだよ。」

「な、なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 

ゴールデンウィークでの我が家のひとコマです。

父の威厳よサヨナラバイバイ。

過去の女性遍歴を聞かれると、ついつい数字を盛って話してしまう非モテ王のSIMPLE is…(シンプルイズ)の小山です。

 

皆さんもどうです?

「見栄」って意識しちゃいます?

何事も、他人の目ってつい気にしてしまいませんか?

 

家づくりをする時は、後悔したくないという気持ちや、夢を叶えたいという強い気持ちに加えて、この「見栄」なども作用することから、多くの方が、知らず知らずの間に大きな家を建ててしまいます。

 

しかし、そうすることによって、後々の生活が苦しくなり、不安だらけの暮らしになってしまう方も後を絶ちません。

 

ご存知ですか?

実は年間で6000世帯もの家庭が、住宅ローンの支払いが困難で差し押さえに合っているんですよ。

 

これでは「幸せを手に入れた」ととても言えないのではないでしょうか?

 

そうならないためにもまずはご自身の予算を正確に把握し、その予算の中で、無理のない家づくりをしていただくことが大切ですし、

そのためにも、家づくりをする時にかかるイニシャルコストと、継続的にかかるランニングコストの両方を最小限に抑えることが出来るようにするために、出来るだけ家をコンパクトにすることを私たちはオススメさせていただいています。

 

出来るだけ家をコンパクトにしておけば、土地代や外構費用も最小限に抑えやすいですし、固定資産税を多く払いすぎることもありません。

今はお子さんも多く、にぎやかなお家も、いつかは夫婦2人、穏やかに暮らすときがやってきます。

大きすぎる部屋、余る空き部屋、これらが多ければ多いほど、維持管理にかかる手間も多く、暮らしに負担となるわけですからコンパクトにつくることで、そういった負担をより少なくすることが出来ますしね。

 

 

本日はこの

「家をコンパクトにすることのメリット」

について掘り下げてお伝えしていきたいと思います。

 

家を出来るだけコンパクトにすることが出来れば、品質や性能を落とすことなく、家の価格を抑えることが出来るようになります。

当たり前のことですが、家の価格を最も左右するのは「面積」だからです。

 

また、家をコンパクトにすることが出来れば、それを建てるために必要となる土地も小さくすることが出来るため、

結果、土地代も抑えることが出来るようになります。

 

そして、その土地に余白を無駄に残すことなく、敷地を最大限に活用して家を建てるようにすれば、外構工事にかかる費用も抑えることが出来るようになります。

 

つまり、家をコンパクトにすることによって、家の費用はもちろん、土地の費用や外構工事の費用までも、同時に抑えることが出来るようになり、家づくりにかかるイニシャルコストを、より抑えることが出来るようになるというわけですね。

 

『イニシャルコストだけじゃなく同時にランニングコストにも着目することが大切』

 

そして、家をコンパクトにすることが出来れば、イニシャルコストだけじゃなく、ランニングコストも抑えることが出来るようになります。

 

例えば、同じ構造・性能で家を建て、同じご家族が暮らすとしたら、25坪の家と35坪の家では、一体どちらの方が光熱費が安いでしょうか?

もちろん間違いなく25坪の家の方ですよね?

光熱費は、終わりがある住宅ローンとは違い、生涯ずっと必要となるコストです。

それゆえ、このコストをいかに抑えることが出来るか?ということも、家づくりでは非常に大切なコトです。

 

では、家の固定資産税はどうでしょう。

これも光熱費同様に、面積が小さい家の方が間違いなく安くなります。

 

土地の固定資産税も家の固定資産税と同じです。

もちろん、同じ評価額の土地であれば、土地面積が、より小さい方が、土地にかかる固定資産税も、より抑えることが出来るようになります。

 

さらに、家を所有することによるランニングコストとして忘れてはいけないのが、定期的に必要となる外部の塗り替えにかかるメンテナンス費用です。

もし、建てた後50年間その家で暮らすとして、15年ごとにメンテナンス費用が必要だとしたら、3回この費用を捻出しなければいけないわけですが、この費用も、大きな家よりもコンパクトな家の方が当然抑えることが出来るようになります。

 

購入するときにはつい忘れがちではありますが家は持てば、それで終わりではありません。

建てた後も、それを維持していくために、以上のような継続的にかかる費用があり、それら費用のことも同時に考えながら、家づくりをしていかなくてはいけません。

 

ということで、建てた後、少しでも豊かに暮らしていくことが出来るようになるためにも、ご自身の家の予算の正確な把握と、その予算の中で、決して無理のない家づくりをしていただければと思います。

 

家の中に存在する無駄を効率よく省くことが出来れば、大きな家よりも広々と感じられる住まいを創ることも出来ますし、大きな家よりも暮らしやすい住まいを創ることも出来るので、決して「見栄」に支配されて家を坪数や広さだけで、判断しないようにしていただければと思います。

 

坪数を抑えながらも、広々と感じられる住まい提案。

その秘訣は、ご来場いただいたときにお伝えします。

先行き不透明な時代だからこそ、「最小限」で「最大限の豊かさ」を手に入れませんか?

 

 

 

 

スタッフ一同、お待ちしております。

楽しい家づくりのお話を、ぜひしましょうね。