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皆様、こんばんは。
SIMPLE is の星野です。
身近な人の言葉が、ふわっとしていた感覚の答えをくれた。
そんな経験をされたことはありますか?
今日も一つ。語らせていただきます。
「何でもあるけど、何にもない。」
東京の飲み屋で再会を果たしたあの日、友人が口にしていた言葉。
あるのに、ないってどういうことよ。でも、なんか言いたいこと分かる気がする。
つい先日、その友人に会いに久しぶりに東京へ。都会の空でした。
大学進学を期に、友人のほとんどが東京へ出ていきました。
コロナもあり、なかなか会うことが叶わなかったのですが就職活動で東京に行った際、
実に3年ぶりにその友人と再会しました。
「何でもあるけど、何にもない。」
「改めて東京での生活はどう?」という問いの答えでした。
当時、哲学や宗教学に生物学、言語学や文化人類学。デザイン。
あらゆる興味のある学問をかじりつくしていた私にはかなり衝撃の言葉でした。
「こうやってご飯屋さんを探すにも、何でもあるけど、なんか選びにくいし、
どれもめっちゃいいってならんじゃん?」
「何でもあるからこそ、全部が普通で、
選択肢があるようで自分が欲しいな~とかはないって感じ。」
耳に残ったこと言葉というよりかは、自然と納得した、、、
なんとなく感じていたものをスパっと言語化してくれた。
そんな感覚でした。
物理的に、物質的には確かにあるのに。
けれど確かに、どこか寂しさがある。
もう、止まりません。
そこから、モノの見方・考え方が変わりました。
東京から新潟に帰ってきたあの時の新鮮さといったら、もう伝えようがありません。
まさに真逆。
久しぶりの都会の空気に疲れていたことにも気づきました。
「何もないけど、確かにある。」
物質的なものはない。これは言い過ぎました、、、。単純に少ないです。
けれども、ないことが目立つのではなくて、どこか落ち着く。そんな感じです。
よく都会に出た方が、老後は田舎に戻りたいという気持ち、わからなくもないです。
忙しなさもない。時間がゆっくりと動いている。
沢山あるから幸せなわけでもない。
それを深く考えさせてくれる言葉でした。
ないけど、確かにある。
Less is more. (少ないことは豊かである。)
ドイツ出身の建築家、ミース・ファン・デル・ローエが残した言葉です。
私たちの生み出す空間にもその考えに通じるところがあります。
静けさが見える空間
少ないからこそ「見えにくかった大切なもの」が浮かび上がってきます。
少ないからこそ「余白」が生まれる。心のゆとりが生まれます。
少ないからこそ「心地のよさ」を、気持ちの良い生活を生み出すことができます。
あなたにとって大切なもの・必要なものがぎゅっと詰まった暮らし。
ふわっと明るさを感じて、いい匂いがしてくる。
お母さんにおはようを言って、朝日をたっぷりと浴びながらテーブルを囲む。
昼間には光が見える。すぅっと心地の良い風が肌を撫でていく。ひと伸び、、。
影が見える。ただいまが聞こえる。
そして、静けさが見える。
一日を通して暖かさが見える。
光、風の揺らぎ。香り。自然の恵みが人としての豊かさを引き出してくれる空間
過剰に加えていくのではなくって、本当にあなたが欲しいな、必要だなと思うもの。
永く暮らしていくお家だからこその安心とゆとりを生み出す住まいを求めて。。
家づくりの視点が180度変わる。見える世界も変わる。未来が変わる。
そんな特別な体験を、是非、私たちと。一同、心よりお待ちしております。
~岡崎市・豊川市・蒲郡市で注文住宅を建てるならSIMPLE is…(シンプルイズ)へ~
~おわりに~
このブログを最後まで読んでくださってありがとうございます。
考え出すとあれこれ止まらず、、結構な時間がかかるのですが、
やっぱり考えることはとても楽しいですし、与えてもらったことを振り返る私にとってとても大切な時間がこのブログです。
だからこそこのような機会をくださってありがとうございます。なんなら読んでくださった、、、なんて方がいたら、、、、。
私は本当にその方を大切にしたいですし、是非あなたのことも教えてほしい、、そんな気持ちです。
これを読んでくださったどなたかに出会えることを、心待ちにしおります。 星野 かな子