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ついに夏休みが始まりましたね。
いつも以上に散らかる部屋、、、お昼ごはんも考え、用意しなければならない負担感。
先日、妻が仕事で4日ほど家を空けていたため、久しぶりに『お母さん』をしてきましたが、今の心境としましては世の中のお母さんたちの苦労をねぎらいたい気持ちでいっぱいです。
いつもお疲れ様です。
夏の贅沢はパピコ2本食い
こんにちは、SIMPLE is…の小山です。
家事・子育てをしていて思うこと
それは、今当たり前とされている間取りの家での
『散らかりやすさ』
『子育てのしづらさ』
についてです。
なぜか当たり前のように2階に配置される子ども部屋。
しかしながら子どもの物は2階に片づけられることなく1階のリビングに散乱します。
おもちゃ、ゲーム、ランドセル、服、習い事の道具…
我が家だけでしょうか?
あなたの家もそうじゃないですか?
SIMPLE is…では、敷地の広さ的に問題ないのであれば平屋でのご提案をさせていただいております。
そして、敷地に平屋ではおさまらない場合、必要な分だけ2階をつくるようにします。
この基本原則に従って、家の間取りをご提案させていただいているわけですが、この結果、建てさせていただいている家のほぼ全てが、子ども部屋は2階ではなく1階に存在することになります。
その理由は、そこに暮らすにあたって、デメリットよりも遥かにメリットの方が多いからです。
では、子ども部屋を1階につくるメリットとデメリットについて、今回は考えていきましょう!
まずは、デメリットから考えてみますね。
子ども部屋を1階につくった場合、子どもたちが部屋に閉じこもりたくなる思春期になった時、子供たちのプライバシーを確保してやりにくくなります。
2階に比べると、親から近いところで、過ごさなくてはいけなくなりますからね。
また、子ども部屋が、リビングやダイニングなどと接した間取りである場合、音のことが気になる方もいらっしゃいます。
一般的には、子どもたちの方が先に寝るので、夜にリビングでテレビが見にくくなってしまうのではないか?という感じですね。
これらが、時々お客さんからも質問される、1階に子ども部屋をつくった場合に考えられるデメリットですね。
では、続いてメリットについて考えてみましょう。
その1 リビングが散らかりにくい
まず、1つ目のメリットとしては、リビングが散らかりにくくなることです。
というのも、リビングダイニングに散乱する荷物のほとんどは、子どもたちの物だからです。
2階に子ども部屋をつくった場合、子どもたちは自分の部屋にいつも使うモノは持って行きません。
学校道具、塾道具、ゲーム、おもちゃ、制服など、常時使うものは間違いなくリビングダイニングに置きっぱなしになります。
となると、リビングダイニングが雑然とした状態になりますよね。
そしてキレイに片付かないどころか、モノにあふれたリビンダイニングは、掃除さえもしにくくなってしまいます。
急な来客でもあろうものなら大慌てです。
その点、子ども部屋が1階にあると、それらの荷物を自分の部屋に持って行ってもらいやすくなります。
片づけ動線が短く、昇り降りが無いためです。
そして、その結果、リビングダイニングはスッキリきれいに保ちやすくなります。
また、ごちゃごちゃ物が出ていないため、お掃除もしやすくなります。
その2 子どもの物をいちいち片付ける必要がない
小さな子供は、散らかすことが仕事のようなものです。
どれだけ片付けても、数分後にはまたどんどん散らかしていってくれます。
それがリビングダイニングなら、毎日根気よく片付けをし続けないといけませんが、それがリビングダイニングではなく、子ども部屋であるならば、いちいち子どもたちが散らかしたおもちゃを、片付ける必要もありません。
つまり、子ども部屋が1階にあれば、そこは子どもたちが小さいうちは、子どもたちのモノの収納であり、子どもたちだけのリビングとして使える空間となるわけなんですよね。
その3 無駄なコストを大幅にカット出来る
家庭訪問の時用や、親御さんが泊れる用にと、1階に和室をつくりたいとおっしゃる方がいらっしゃいます。
もちろん、子ども部屋を2階につくってしまった場合、1階にリビング以外にもう1つ部屋がなければ、非常に使い勝手の悪い家になってしまうので、これも致し方ないかな?と思います。
しかしながら、1階に和室をつくるとしたら、それだけで200万円〜300万円ものお金が掛かることになります。
年に数回あるかないかのことのためにです。
一回の使用料を計算したら、結構なとんでもないコストをかけてしまっていることに気づきます。
そう考えると、なんだかもったいないと思いませんか?
そのお金を、子どもたちの教育資金に回してあげたいですよね?
その点、子ども部屋を1階につくると、和室をつくる必要がなくなります。
親御さんが泊まりにくるような時期なら、お子様もまだ小さいでしょうし、子ども部屋を個室として使用し始める前なので、そこで寝てもらえばいいわけです。
リビングダイニングがいつも片付いているのならば、家庭訪問の時でも、そこに案内すればいいだけの話ですからね。
その4 安心して友達を呼びやすい
ママ友たちが子どもを連れて家に遊びに来た時、子ども部屋が2階の場合、子どもたちのことが気になって、ゆったりくつろげないのではないでしょうか?
その点、子ども部屋が1階にあれば、ダイニングでママ友たちとおしゃべりしながらも、隣の部屋で遊んでいる子どもたちのことをずっと見ていることが出来るようになるので、安心しておしゃべりを楽しむことが出来るようになります。
また、子どもたちも、お母さんの気配を感じながら遊べるので、安心して遊べるようにもなりますよね。
その5 老後もずっと住みやすい
家を建てる時は、非常に健康でしょうし、身体が悪くなることすら想像しにくいため、どうしても今のことだけを考えて家を建ててしまいます。
しかしながら、誰しもが同じように歳をとり、もしかしたら、将来膝や腰が悪くなってしまうかもしれません。
そして、もし歳を膝や腰が悪くなれば、2階への昇り降りは身体への大きな負担となるため、2階の部屋はほとんど使われなくなってしまいます。
それゆえ、出来るだけ2階は少なくすることが望ましいわけなんですが、1階に子ども部屋をつくっておけば、その部屋は、将来自分たちの寝室として使えるようになります。
やがて、子供たちは家を出て行き、あなたたちご夫婦だけになるわけですからね。
もし、寝室をはじめ子ども部屋まで2階につくってしまっていたら、将来、増築せざるを得なくなってしまうかもしれません。
自分たちの寝室の確保や洗濯干場の確保のための増築です。
そして、そうなると、水回りのリフォーム費用まで含めると、500万円〜1000万円という大きな出費を、余儀なくされてしまいます。
年金が約束されておらず、老後2000万必要と言われている今の時代に、そのようなリスクを負う家を建てるべきではありません。
建てた家でずっと過ごしていくのは、あなたたちご夫婦です。そこで50年〜60年という年月を過ごしていくわけです。
それゆえ、わずか5〜6年間というお子様の思春期期間を優先して考え過ぎるよりも、いつか巣立っていくお子様のための空間に必要以上にコストをかけ、充実させていくことよりも、
よりずっと暮らし続けやすい住まいを、よりコストを抑えながら建てる方法がないか?
ということをしっかり考えるべきです。
ですから、間違った当たり前に踊らされることなく、現実と真実をしっかりと見つめて、人生で一番大きな買い物を、より賢く出来るようにしていただければと思います。
1階に子ども部屋のある家合理的に感じられるけどイメージできない
そういったあなたのために岡崎展示場では1階に子ども部屋、2階に寝室という間取りのモデルハウスをご用意しております。
その使いやすさをぜひご体感ください。
スタッフ一同、ご来場をお待ちしております。