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ブログを書いている今、
ふと窓の外から差し込む淡いオレンジの光を見て、
つい先日の雪模様がまるでなかったかのような…
なんとも不思議な感覚を味わっておりました。
皆様、初めまして。
SIMPLE is…(シンプルイズ)の星野です。
今回はこの寒すぎる冬について、私の実家での思い出を語らせていただきます。
暖かく聴いていただけますと本当に嬉しいです。
(※余りにも自分の話になるので、よりSIMPLE is…についてちゃんと知りたいという方は最後まで今すぐに飛んでください、、、、!)
「実家」
離れてから、より一層の温もりを感じる言葉だと感じる日々です。
私が生まれ育ったのは、連日のニュースでも取り上げられておりました、新潟県。
鼻先を指す澄んだ日本海からの潮風。
グギュウ、、、キュウ、ギゥュュと踏み鳴らす雪音。
真っ白とグレー、たまにブルーな。これが新潟県の冬です。
もう慣れましたが、
愛知県の晴れ間が多いことにむしろ違和感を感じていた時もありました。
(気になって日照時間ランキングを調べてみたのですが、新潟県44位。晴れ間が少ないなとは思っていましたが、やはりそうみたいです。ちなみに愛知県は7位でした。)
実家の母が撮影。薄目で電車に揺られた日々の懐かしさを感じる一枚です。
毎年この寒い寒い時期になると決まって恋しくなるのが、湯豆腐。
星野家の湯豆腐はかなり贅沢です。
土鍋に大きな昆布でしっかりとだしを取り、
つるっとした絹豆腐を大胆に4等分したのをいくつか、
そこに鱈。「雪の魚」と書くのも理解、、寒いこの時期にはより脂を蓄えるのか
身もふっくらとしている。
土鍋の中央に蕎麦ちょこを置き、そこで刻んだネギと醤油でたれを作ります。
土鍋の蓋を開けた瞬間にふわっと天井にあがる蒸気、、。
そこへ「ピィーッ、ピィーッ」と、幸せのチャイムが響く、、。
暖かい白ご飯と一緒に、頬張ります。
真冬の寒さを忘れる程に暖かかった家族5人の食卓。
冬は私にとって忘れがたい一瞬、一瞬が詰め込まれています。
家族の記憶、そして故郷の記憶がこの季節になると過り、
寒さの中に暖かさを、、懐かしさを感じるのです。
そして少しの寂しさを。
私の両親が建ててくれた家で、姉弟と過ごした日々、
もちろん喧嘩はしょちゅうでしたが、、、。
友人と集まって巨大かまくらを作ったり、、。
たとえ離れたとしても、いつまでもその思い出や記憶が、心に残り続けている。
これが「豊かさ」なのだと、
大人になった今だからこそ、強く感じています。
いつか、
一人になって、「実家」という言葉を初めて使うときが来た時。
二人になって、食事を作り過ぎたとき。
三人になって、小さな手を繋いで、互いの故郷に帰るとき。
それぞれの大切なもの。
その時の風景、想いが心の奥底から深く、暖かく溢れ出てくるような、
そんな姿形はなくとも、確かにある。
そして次に繋がっていく。
それこそが、
「有難う」という言葉に溢れる、
本当の意味で続いていく空間、永く愛し続けられる空間なのだと。
ありがとう。有難いもの。当たり前ではない、そして本当にかけがえのないものなのだと、、、しみじみと感じています。
そしてそれが、「住まう」ということなのだと。
「家」というものが、
本当に人生にとってかけがえのない空間、「拠り所」になることなのだと思います。
「実家」
誰かの想いが次の想いに繋がっていく。そのような空間でもあると、
その暖かい言葉の中にふと考えを巡らせてしまいました。
これを読んでくださった皆様の
「実家」
どのような思い出が、記憶が残っていますでしょうか。
そこには、大切にされたい何かがきっとあるのではないでしょうか。
伝えたい想いが先行してしまい、SIMPLE IS…のお話が全くできませんでした、、、
文章で改めて考えをまとめようとすると、思った以上に難しいなと感じています、、。もうすっかり日も暮れてしまいました。
最後に、、
私たちのお届けしたい住まいとは、
「想い」にフォーカスする住まい。
大切にしたい想いが浮かび上がってくるような、
そんな空間です。
是非、モデルハウスで体感をいただきながら、
これからどのような暮らし方、思い出を作りたいのか。
私たちに、聴かせてください。
一同、心よりお待ちしております。
~岡崎市・豊川市・蒲郡市で注文住宅を建てるならSIMPLE is…(シンプルイズ)へ~