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2021.12.21 小山ブログ 日常 建築 かしこい家づくり

コーディネートはこーでねぇと

店員さん「いらっしゃいませー」

 

私「…」

 

店員さん「そのニットかわいいですよねー。僕も今着てるんですけど、これ人気なんですよー。」

 

私「えっ!?あっコ、このーハイ!!へぇー!ンー、ン、ナナなるほど!!」

 

店員さん「そうですねぇ…お兄さんの今日のシャツだったら、色違いのこっちですね、コレを上に合わせるだけ超いい感じになりますよ。」

 

私「あっ!えっソ…あのーソ、ソッスネ!」

 

店員さん「どうです?ちょっと着てみます?」

 

私「あっ!イヤあのーッマ、マ、あのー、マまだアレなんで!ちょホ、ホ他に、ハイあのー…、イ、イっすか」

 

店員さん「どうぞ!鏡こちらなんで。とりあえず着てみますか!」

 

私「エッ!?いやあのー違、アノーアレっす!!チガ…違くて、あのーア、ソッスネ、じゃキ…着てみマスか…」

 

 

はい!

なんだかよくわからないまま2万円するニット、1着ご購入です!

 

まぁ私生活での私のコミュ障っぷりは置いておくとして

ショップスタッフの皆さんって、もれなくかっこいいんですよね。

 

そのときも、別に買う気はなく、ただただ店内で不審者ムーブをかましていただけだったのですが、店員のお兄さんのファッションがとても素敵にみえて、結局その人の着ていたものと同じニットを購入してしまいました。

 

うん!まぁでも、悪い買い物じゃなかったはず!

それなりの値段の、しかも素材感のいいニットだし!

なによりこれ着ていたお兄さん、かっこよかったもん!

 

 

帰宅しまして

改めて袖を通し、鏡の前に立ちます。

すると

なんということでしょう!

 

「これが……、わたし…?」

 

そこには爺くさい色のニットに身を包んだ、冴えない中年男性がうつっているではありませんか!?

 

え、チョ…アレレ?…お、オッカシイなぁ?

 

お兄さんにお店で着させてもらったときは、もっとイケてる感じがしたのに!

さっきと何が違うのかしら?

 

もしかして私、帰り道一気に10年くらい老け込みました!?

どこに時空の歪みがあったのでしょう?

 

背中を丸めて落ち込む私を見て、妻が言います。

「あなたの買ってきた服、『ゲートボールの達人』って感じね」

 

ヌホホ!なんですか、ソレ!?

太鼓の達人の親戚かなにかですか!

 

誉めていますか?けなしていますか?

もちろん後者なんですよね、わかります。

モォ!オコッタドン!!

 

 

同じような背格好で、

同じ服を着ているのに、

ショップスタッフのお兄さんは

「おしゃれ」で、

私は

「Mr.ゲートボール」

 

この違いはどこで起きているのでしょうか?

 

そういえば「家」という「空間」や「外観」も

同じデザイン、同じ素材でさえ仕上げれば、

品や美しさもきちんと同じになるのでしょうか…?

 

それとも私のように

「なんかダサい」

になってしまうこともあり得るのでしょうか?

 

ん?

そもそも

「おしゃれ」って…一体なんだ?

 

思考の迷路に迷い込んでしまいました。

概念的なものへの定義づけは、ある意味哲学の世界…

 

「若さ」

に関しては

「振り向かないこと」

 

「愛」

に関しては

「ためらわないこと」

 

とその昔、宇宙刑事ギャバンが教えてくれたのですが、

彼、「おしゃれ」に関しては自信がなかったのでしょうか?

それについては答えてくれませんでした。

本人はツルっとした全身銀色で滅茶苦茶かっこいいんですけどね。

 

 

こんにちは。

SIMPLE is… (シンプルイズ)小山です。

 

 

迷っていても仕方がないので、もう一度購入したお店に伺い、なぜ私が着ると「ダサい」のか、どうしたらこの「初老感」が消えるのかを教えてもらうことにしました。

 

はぇー、なるほどなるほど

大切なのは

「何を着るか」

以上に

「どう着るか」

らしいです。

 

たとえば同じトップスでも、

併せて履くパンツの腰の位置。

これを腰で履くのか、腰骨の上までもってくるのか。

このトップスは出したまま着るのか、それともドレスライクにタックインして着るのか。

袖をまくるのか、まくらないのか。

襟はたてるのか、などなど

「服」という素材とそれを身に着ける自分との合わせで、双方の魅力が最大化されるように、こういった細かい部分の「着こなし」で『差別化』ができていていると、どうやら人は「おしゃれ」だと感じるようなのです。

 

そうかわかったぞ。

この世の中に「スタイリスト」という職業が存在するのは、だからなんですね。

 

「素材の魅せ方・活かし方」

これが大切なわけです。

これを間違えてしまうと、いかに高級で素晴らしい素材でも、安っぽくみえてしまったり、恰好悪くみえてしまうということのようです。

 

ならばたとえ「おしゃれ」を目指して、悪戯にハイブランドの高級服で全身揃えても、この「着こなし」がちぐはぐな限りは、どうあがいても「おしゃれ」にはなれないわけですね。

「お金をかける」=「かっこいい」「おしゃれ」ではないということのようです。

 

言い方をかえれば、この「着こなし」を洗練させていけば、過剰にお金をかけなくても、それなりの値段で「高級感」や「センスの良さ」を演出できるということにもなります。

 

普段は基本、全身UNIQLOマンである私には朗報です。

 

それではこのお話を、

今度は「家」に落とし込んでみましょう。

 

「家」におけるデザインの要素となるのは

仕上げ材、色、造作、建具、家具などになります。

お金をかけて、色や装飾を増やし、華美にしていくこともいいのかもしれませんが、私たちはそれをおすすめはしておりません。

なぜなら、このデザイン要素が多くなれば多くなるほど、ミスマッチが生じやすく、逆に少ないほど統一感が生まれ、落ち着きと品のある空間を生み出せるからです。

これは、お金をかけて高級服、アクセサリーなどの装飾品を身に着ければ、「おしゃれ」というわけではないということと似ています。

この方向性でいく限り、やることが中途半端ならば逆に安っぽく、過剰にやればむしろ下品にみえてしまう可能性すらあり、どちらもかかる費用は大きいのに対し、得られる効果の方はそれほどでもないため、割に合いません。

 

そして、さらに大切になるのが、服でいう「着こなし」の部分にあたります「細部のおさまり・仕上げ」です。

こういったディテールを蔑ろにせず、丁寧にこだわりぬくことで、シンプルであれど簡素ではない、実に洗練された空間がうまれてきます。

 

注文住宅となりますと、お客様が選べる材、色は星の数ほどございます。

そしてそれらがものすごい数で集まって、空間をつくっていくわけですが、お客様がそのトータルの仕上がり、色や部材の全体のバランスによる、空間の調和が達成できていたのかを確認できるのは、引き渡しを受けて、家具が入ってからになります。

 

服でいえば、全身のコーディネートをトップスから1点1点バラバラに確認しながら、全体の合わせや、どう着こなせばおしゃれに見えるかなどの検討が鏡の前でできず、決めていかなければならない状態です。普段なれている服のことならまだマシかもしれませんが、初めての「家」という空間のコーディネートを検討、決定していくわけですから、これには相当のイメージ力が必要ですし、間違いなくハードルの高い作業であるといえるでしょう。

 

ですので、その完成イメージをきちんともっていて、この部材、色合わせが最も美しく、お客様の個性や価値観を大切にしながら、品よく仕上げることができますと提案できる、優秀な家のスタイリスト、つまりインテリアコーディネーターがお打ち合わせでは重要になってまいります。

 

前述の内容から、弊社のインテリアコーディネーターはお客様の御用聞きのお打ち合わせは基本いたしません。状況によっては、お客様のご意見やご要望に対し、否定的な意見を申し上げることもあるかもしれません。

しかしそれは、お客様のやりたいことを否定したいからでは決してございません。

先の事情から、どうしてもお客様が「1点1点の部材や色」をみて検討してしまいがちなのに対し、プロであるインテリアコーディネーターは「全体でのバランス、調和」を考えてご提案しております。その過程で、お客様が後々後悔したりしないように、必要に応じて進言をさせていただいているのに他なりません。

 

お客様への誠意と、プロ意識からくるものだとご理解いただけましたら幸いです。

実際、弊社のコーディネーターは皆穏やかで、しかし確かな提案力をもった素晴らしいメンバーが揃っておりますので、お打ち合わせも安心してお任せいただけますし、お引渡しさせていただいたどのお客様も、その仕上がりに大変満足頂いております。

一生に何度もあるわけではない、大切な家づくりですから、ぜひ一緒に、納得と満足のいくものをつくりあげていきましょうね。

最後の方は、私も尊敬している、弊社自慢のスタッフ達のお話でしたので、おふざけはなく真面目にお送りさせていただきました。

 

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むしろこっちのブログの方は更新が停滞しておりますが、インスタグラマー?というものには到底縁のない、元プリントクラバーのアラフォーが、細々と、肩こりと闘いながら時々更新してまいります。

 

たまーに見に来てくださいね。

 

それでは。