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坪単価が安い家について考えてみる

2021.6.17

ハウスメーカーの広告でよく目にする『坪単価』。

今回は坪単価というキーワードに惑わされないようにするためにはどうしたらよいかをご紹介していきます。

 

 

目次

 

坪単価が安い家について考える

 

その1:後々の出費が増えてしまう

 

その2:チープな家になってしまう

 

(関連記事:坪単価って何?

電卓

坪単価が安い家について考えてみる

 

同じ材料を使って家を建てるとしても、20坪の家でプランする場合と40坪の家でプランする場合では坪単価が大きく違ってきます。

 

というのも、どちらの家にもキッチンやお風呂などの水回り商品に、同じように200万円かかったとしたら、これだけで坪単価が5万円も違ってくることになるからです。

20坪の家でプランする場合】 200万円÷20坪=10万円

【40坪の家でプランする場合】 200万円÷40坪=5万円

 

つまり、これだけの要素をとってみても20坪の家の方が坪単価が高くなってしまうということなのですが、その反面、総額で考えると、40坪の家の方が圧倒的に高くなってしまいます。

20坪の家でプランする場合】 20坪×坪単価80万円=総額1600万円

【40坪の家でプランする場合】 40坪×坪単価60万円=総額2400万円

 

このように、坪単価は、家が小さくなればなるほど必然的に高くなり、大きくなればなるほど必然的に安くなるものです。

 

それゆえ、家の価格を坪単価で判断することは、決して賢明な行為ではないということが言えるのです。

では、坪単価に比重を置いて家づくりをしてしまうと、一体どのような家になってしまうのでしょうか?

 

 

その1:後々の出費が増えてしまう

家の面積が大きくなればなるほど、坪単価はどんどん安くなっていきます。

理由は、先程ご説明させていただいた通りです。

 

しかし、家の面積が大きくなればなるほど、建築コストは、坪単価に逆行して、どんどん高くなっていってしまいます

 

さらには、面積が大きい=体積も大きくなるので、冷暖房効率も下がることになり、一生涯払い続けることになる電気代までも高くなってしまうことになります。

 

また、家が大きくなれば固定資産税も高くなってしまうし、後々のメンテナンスコストも必然的に高くなってしまうことになります。

 

この他、家が大きくなる分、土地の面積も大きくなるかもしれないため、

そうなれば土地代にもより多くのコストがかかるし、それに加えて土地の固定資産税も高くなってしまいます。

 

その上、土地が広くなった分、外構工事にも余分なコストがかかってしまうようにもなるし、土地の維持管理の手間もその分増えることになります。

 

つまり、イニシャルコストとランニングコストの両方の出費を増やす家になってしまいやすい・・・というわけです。

 

 

その2:チープな家になってしまう

家が大きくなると、それに連動して建築コストが高くなってしまうため、そのオーバーした予算を減らすために、材料のグレードを落とさざるを得なくなってしまいます

 

より安価な断熱材を使うようになったり・・

より安価な外壁材を使うようになったり・・

より安価な床材を使うようになったり・・

 

しかし、断熱材のグレードを落としてしまえば、家が大きいことによる冷暖房のロスに加えて、さらなる冷暖房ロスが生まれるようになり、結果、さらなる電気代のアップを招いてしまうし、そもそも不快な住環境になってしまうことになります。

 

また、外壁材のグレードを落とせば、表面に汚れがつきやすくなってしまい、後々のメンテナンスコストが高くなってしまったり、

あるいは、その費用が捻出出来なかった場合、見た目が汚い家に住み続けないといけなくなってしまいます

 

床材に関しては、チープな合板を使うとなれば、湿気が多い夏は、足の裏がベタベタするし、寒い冬は足元に強い冷えを感じながら過ごすことになるし、そもそも見た目がダサくなってしまうことから、

テンションが上がらない家になってしまいます。

 

いかがですか?

坪単価が安い家は、一見、お得な感覚で家を手に入れたように感じますが、実は、イニシャルコストもランニングコストも高くついてしまいます

一方で、坪単価が高い家は一見、割高に家を手に入れたような気分になってしまいますが、実は、逆にイニシャルコストもランニングコストも安く済みます

 

ですから、これから家づくりをされるあなたは、家の価格を、坪単価ではなく総額で判断するようにしていただき、本当に暮らしやすいコスパに優れた家が建てられるようにしていただければと思います。

 

それでは、、、

 

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