閉じる

BLOG

ブログ

HOME > ブログ > 収納の考え方

収納の考え方

2021.3.26

春。

終業式が終わり息子は春休み。

平日休みの私にとって、息子との時間がたっぷりとれる貴重な期間となります。

遊びたいのはやまやまですが、学年の切り替わりですので、ここぞとばかりにやっておくべき大切な作業があります。

1年間でため込んだ履修済みのドリルやプリントを処分・整理、そして、これまた増えに増えてしまった彼のおもちゃの一部解雇通達です。

おもちゃ軍監督である息子と、オーナーである私とで協議を重ね、来期も契約更新できた選手たちが棚に並んでいく中、戦力外通知をうけた過去のスタメン選手たちは、段ボールにおさめられ、ドナドナをBGMに部屋をあとにします。

 

 

こんにちは、SIMPLE is…(シンプルイズ)の小山です。

 

 

一年過ごせば物は嫌でも増えますね。

「我が家は物が多いんです。だから収納は沢山、それも大きく必要なんです。」

というお客様は多いのですが、正直「物が少ない、増えない」家庭なんてそうそうありません。

しかし一方で、「物で溢れ、散らかり放題の家庭」と「整理されて片付いている家庭」とがあることもまた明らかなので、どうすればよいかをしっかり検討しておく必要がありますね。

 

【収納のつくりかた】

間取りのお打ち合わせの際に用いられる「平面図」

図面を確認しながら収納の打ち合わせを行う際に、つい考えてしまうのが、「少しでも広いほうが沢山入る!」ということ。

だから床の面積が奥に広い、押し入れのような収納を選択してしまいがちです。

ですが思い出しても見てください。

奥行きが深い収納で、奥に物を置いた後、手前にも物を置いてしまって、奥に置いた物が取り出せないという状況を経験したことはありませんか?

奥の物を取り出すには手前の荷物をどかさなければいけませんし、そもそも滅多にみることもない奥にしまった物のことなど、いつまでも記憶していられません。

「持っていた」だけど「どこにいったかわからない」という経験をしたことのあるあなたは要注意です。

これは、「容量」にばかり意識をとられて、実は収納で最も大切である「管理」という部分が無視されてしまっている結果ですね。

収納で大切なのは「どこに・何があるか」がはっきりしていて、「取り出しやすく、しまいやすい」ことです。

その点でいいますと、収納で大切なのは床面積ではなく「壁面積」になります。

収納棚は壁につくわけですからね。

もしも収納を大きくする際は、床面積を広げた結果、どの程度、収納として使える「壁面積」が増えているかや、「管理がしやすい」かどうかに注目してみてください。

そういう意味で、壁面積が減ってしまう、ウォークスルー収納も個人的にはお勧めしません

生活が始まるとその動線にも結局物が置かれ、「ウォークスルーできない収納」になってしまった我が家のようになるのが関の山です。

 

【収納の数・場所】

「管理」という視点で考えますと、家のいたるところに収納を作るのもまた考えものです。

「隙間さえあれば収納をつくる」という話もよく聞きますが、個人的にはオススメしません。

例えばLDKのいたるところに収納をつくったとしましょう(仮に収納A・B・C・Dの4か所収納をつくったとします)

爪切りを使いたくて、収納Aから出してきました。

使い終わった後、本来なら収納Aに戻さなければいけないところを、近くに収納Bがあったのでそこにしまってしまいました。

「物はあった場所に必ず戻す」が徹底されている、よほどマメでキチキチしている方でもないと、こういうケースが起こりやすいのです。

家族がみんなで暮らす場所ですので、次回別の人が爪切りを使うときは、大変です。4か所ある収納をすべて確認しなければいけません。

探すのが面倒になると、最悪、新しい爪切りを買ってしまうかもしれません。

こうなるとどうなっていくか。

家には必要以上に物が増えていきます。経済的でないのはもちろん、いつかは十分足りていた収納からも物が溢れ出し、散らかりだすのです。

物の住所が定まらず、いつでもお引越しできてしまう状況は、管理を困難にします。

どうせ同じ床面積(コスト)で収納をつくるならば、ABCDを合わせた大きさの、管理しやすい収納を、家族があつまる場所に、1か所つくるほうがよほどいいのです。

 

【意識の持ち方】

「物を大切にする」という意識をもつことは、とても尊いことです。

しかし、「物を捨てずに取っておく」ことと「物を大切にする」はイコールではありません

その物のもつ価値をしっかり活かしてあげてこそ「物を大切にしている」と言えます。

よく、私たちは服が多いのでWICはとにかく大きくしたいというお客様がいらっしゃいますが、おそらく考え方を変えない限りは、洋服で溢れないWICをつくることは不可能でしょう。

なぜなら、3帖でつくっても、6帖でつくっても、10帖でつくっても、「収まっている間は処分しない」というだけなので、毎年流行に合った新しい服を買い足していく以上、いつかは必ず容量を超えて溢れ出します。

3帖と10帖とでは建築費用で300万程度(35年払いで月々約9000円)変わってきますが、

そこまでしても根本的な解決にまではならないのです。

収納問題だけでなく、諸々の問題をすべて「家」で解決していこうとすると、上記のようなものすごい費用を必要とします。しかし、それは同時に、支払いの方の問題は大きくなってしまっているということです。

「大は小を兼ねる」とはいいますが、家を大きくするということは、初期費用負担が大きくなるだけでなく、固定資産税、メンテナンス費用も増え、同時に掃除の手間といった維持負担も大きくなるということですので、それが最適解であるとは私は思いません。

 

ですので、私たちは家づくりのご提案と同時に、価値観のご提案もさせていただいております。

ひと昔前のような、家にお金をかけすぎてもいい時代はもう終わり、かけるコストが「浪費」でなく「投資」となって、今後の暮らしを豊かにしてくれるように働いてくれる家づくりが求められていると感じております。

 

それを設計理念の根幹においているのが「SIMPLE is…」です。

 

あなたがこれから実現したい家づくりの方向性が、私たちの掲げるものと同じ方向を向いているならば、この世のどこのハウスメーカーよりも、よいご提案ができると自負しております。

 

ご興味示していただけたならば、ぜひ一度ご来場ください。

ちょうどSpring Festaというイベントも開催いたします。

 

 

スタッフ一同、あなたのご来場を心よりお待ち申し上げております。

それでは、、、

真夏の予約来場キャンペーン
↑TOP