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家の良し悪しを大きく左右する窓

2020.9.11

仮に、このような分譲地に家を建てるとなれば、このような配置で家を建てることになります。

しかし、このような配置で家を建てることを前提とした場合、北側接道の場合にせよ、南側接道の場合にせよ、それぞれに何らかの問題が発生します。

では、それぞれのケースで考えていってみましょう。

 

家の良し悪しを大きく左右する窓

 

 

北側接道の場合

北側接道で、かつ3方全て家に囲まれているとしたら、赤い波線部分に大きな窓をたくさんつくっても、それほど光は入ってきません

隣の家との距離が近いからです。

それゆえ、赤の波線部分に大きな窓をつくることを前提とした間取りではなく、室内に光が採り込みやすくなるように間取りを考えないといけません

 

そうしないと、日中ずっと光が入ってこないリビングダイニングキッチンになってしまい、朝から照明なしでは過ごせないような薄暗くどんよりした家になってしまいます。

 

 

南側接道の場合

南側接道は一見、光がたっぷり射し込む明るい家になるような気がします。

しかし、南に部屋を配置し、青の波線部分に大きな窓をつくってしまうと、外から丸見えになってしまいます

 

結果、視線を防ぐためにカーテンが必要になり、そのカーテンが開かれることは、おそらく一生ありません。

また、窓から侵入してくる直射日光が厳しいため、シャッターによってその光線を遮断しているお家もよく見かけます。

 

しかし、これでは、家の中に全く光が入ってこなくなるので、薄暗いどころか真っ暗な家になってしまいます。

さらに、日当たりが良いからと、南に大きな窓をたくさんつくれば、窓を見ただけで家の間取りが分かってしまう、防犯面に不安を抱えた家になってしまいます

結果、カーテンやシャッターだけでは物足りず、庭に目隠しを設置したり、高い塀を設置したりと、外構工事にも工夫が必要となり、さらなる出費を招くことになってしまいます。

  

 

むやみに窓をたくさんつくることはデメリットになる

このように、ただ単純に南に窓をつくれば、それだけで明るくなるわけでもないし、窓をたくさんつくれば、それだけで明るくなるわけでもありません

また、窓をたくさんつくれば、その分カーテンやシャッター、そして目隠しや塀といった余分なコストがかさむことになるだけですし、窓をたくさんつくれば外観に汚い垂れジミを、余分につくってしまうことにもなります。

そして、外壁の汚れが気になり、塗り替えサイクルが早まり、さならなる余分な出費を招いてしまうことになります。

 

さらに、もっと突っ込んだ話をすれば、窓をたくさんつくれば、その分、断熱性能は低下するし、耐震性能も低下することになってしまいます

窓が多い分、壁が少なくなるわけですからね。

 

 

ということで、土地を選ぶ時も、そして間取りを考える時も、光をどうやって採り込むのかをしっかり考えながら進めていただければと思います。

そうすることによって、カーテンやシャッターなどのコストが必然的に省けるようになるし、目隠しや塀などの余分なコストも省けるようになります。

 

また、窓の数も最小限に抑えることが出来れば、必然的に断熱性能も高くなるし、同時に耐震性能も高くなります。

そして、外壁に出来る垂れジミも減ることから、外壁の塗り替えサイクルも長くなります。

なによりプライバシーが担保されたとっても居心地がいい住まいが出来上がります。

 

ぜひ、こんなたくさんのメリットに囲まれた素晴らしい住まいづくりをしていただければと思います。

それでは、、、

 


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