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実生活のことまで熟慮した間取りづくり

2020.7.17

例えば、30〜35坪ぐらいしかない土地は、“狭小地”と呼ばれる土地の部類に入るのですが、こういった土地に家を建てる場合、暗い、閉塞感がある、片付けにくい、使いにくい、といった家になってしまいやすいため、こうならないよう配慮しなければいけません。

一般的に、このような狭小地で家を建てるとなると、当たり前のように2階建てになります。

 

そして、1階には、リビングダイニングキッチンと水回りが配置され、2階には、寝室と子供部屋が配置されるのですが、このようなお家で犯しやすい失敗は、

✔少しでも光を採り込もうと窓を多くつくったものの、逆に家の中が丸見えになってしまい、結局カーテンが開けられず家の中が薄暗くなってしまった、、、

✔必要な場所に収納が不足してしまい、片付けにくく、いつも散らかっている掃除までもしにくい家になってしまった、、、

✔洗濯動線を考える時、干す→取り込む→たたむ→片付ける、の全ての流れを考えて動線をつくっていないため、実際住んでみて初めて、その動線の悪さと不便さに気付くことになってしまった、、、

といったことです。つまり、生活面において、よくない影響が出てしまうというわけです。

 

それゆえ、光の採り込み方はもちろん、収納のつくり方、そして家事動線のことも、実生活のことを考えながら、間取りをつくるようにしなければいけないんです。

実生活のことまで熟慮した間取りづくり

 

 

 

景観にも配慮した理想的な動線

例えば、いわゆる狭小地と呼ばれる敷地は、一般の方が見たら「ここに家って建つの?」と疑問に思うぐらい狭い土地です。

このような敷地条件の中でも、毎日しなければいけない洗濯の一連の作業が非常に楽になるような間取りをご提案させていただきます。

 

この土地の道が南の場合

1階の一番北に水回りを配置し、2階の一番南にベランダをつくり、そこに洗濯物を干すという間取りをつくってしまいやすい土地です。

しかし、そのような間取りにしてしまうと、水回りは薄暗くて寒くなってしまう上に、脱衣室から一番遠いところまで、重たい洗濯物を持ち運びしないといけなくなります。

毎日、階段を上下しつつです。

これって、歳をとるに連れてどんどん辛くなっていきますよね?

そして、足腰が弱くなってしまった時には、、、

 

それゆえ、限られた広さの土地ではあるものの、こちらの住まいでは、1階で洗濯作業の全てが解決する間取りとさせていただいています。

 

 

 

まず、「1階で洗濯作業の全てが解決する間取り」にするために洗面脱衣室を少し広めにつくり、かつ南向きにさせていただいています。

そして、その窓の向こうには、洗濯物が干せるデッキをつくる。

こうすることで、晴れた日は、洗濯機からわずか数歩で太陽が当たる場所に洗濯物が干せるし、花粉などが厳しい時期は、太陽が射し込む洗面脱衣室に室内干ししておくことも出来ます

また、リビングからもデッキに行けるようにしているため、乾いた洗濯物をすぐリビングに取り込むことが出来ます。

 

 

さらに、リビング近くに、ファミリークローゼットをつくっているのですが、これは乾いた洗濯物をそのままクローゼットの中のハンガーパイプに干しておけるようにするためでもあります。

いちいち全部たたむのも大変ですよね。

そのまま吊れるものは、吊っておけるのであれば手間もかからず楽ですよね。

 

もちろん、洗濯物を干すデッキは、周囲から丸見えにならない場所につくっているし、かつ周りから見えないように目隠しもしているので、家の景観も美しい状態のまま維持出来ます。

 

いかがですか?

景観にも配慮しつつ、理想的な動線の住まいになっていると思いませんか?

ということで、今回はここまでにして、引き続き次回も、こちらの住まいについて、別の角度からお伝えしていきたいと思います。

 

それでは、、、

 


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