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要望の優先順位をつけることの重要性

2018.6.14

資金計画を後回しにした状態で、家づくりを進めていくと、あなたが思い描くであろう、理想に近い建物を建てることは出来ますが、ほぼ間違いなく、あなたが思い描くであろう理想の予算をオーバーしてしまうことになります。

 

しかしながら、共働きが当たり前となっている現在では、夫婦で収入合算さえすれば、たとえ大幅に予算オーバーしている金額だったとしてもそれほど難なく借りることが出来てしまいます

 

そしてその結果、建てた直後だったり、あるいは数年後だったり、あるいは10年後だったり、将来的に、そのしわ寄せがやってくることになります。

 

 

しかし、家づくりを進めていく前に、しっかりと資金計画を行なった場合それとは逆に、あなたが思い描くであろう理想の予算を守りやすくはなるものの、あなたが思い描くであろう理想の建物の実現が少々難しくなってきます

 

つまり、今までの経験上、多くの方にとって予算と要望のバランスを取ることは極めて難しいということなのですが、もし、あなたがなるだけ予算を重視したい・・

そう願うのであれば、あなたがお持ちになる要望に優先順位をつけることをオススメします。

 

こんにちは

SIMPLE is...の小山です。

 

例えば、あなたが4人家族(子ども2人)で、年収が450万円であると仮定して、資金計画の結果、あなたが家そのものに費やすべき予算が、消費税も含めて1700万円になったとしてます。

 

そして、あなたが望む条件の中に、リビングは広め(18帖ぐらい)が良くて、子供部屋として6帖の部屋が2室欲しいという項目があったとします。

 

この場合、一般的には、この予算の中で、あなたがお持ちになる要望をなるだけ叶えようとすると、子供部屋や寝室といった全ての個室を2階に配置するようになります。

 

なぜなら、このような間取りの取り方をするのが、最も坪単価を抑えながら間取りの設計が出来るからです。

要するに、この予算の中で最も広く面積がとれるようになるからです。

 

しかしながら、このような設計を行なった場合、30坪前後の総二階建ての家になってくると思いますが、1階に18帖のリビングをとったとしたら、1階には3帖程度ののタタミコーナーぐらいは、収納を全くなくせば作ることは出来るかもしれないものの、基本的には、リビング以外の部屋を作ることは難しくなってきますし、1階に充分な収納が作れなくなってしまいます

 

 

その結果はどうなるかといいますと、せっかく広く作ったリビングに、収納しきれなくなった荷物がたちどころに溢れ出し、壁という壁には収納家具が置かれ、狭苦しい、見た目も雑然としたリビングに成り下がってしまうことになります。

 

お子様が小さいのであれば、お子様のモノでリビングが占領されることになりますしね。

 

ですから、この場合、せっかく広く作ったリビングをいつもキレイにすっきり保つためには、まず、1階に充分な収納をとりたいところです。それも、コストを上げることなく。

 

となると、そもそもの間取りの考え方自体を、大きく変化させる必要が出てきます。

 

ここで弊社がオススメさせていただいているのが“平屋”です。

「え?なぜ平屋?高くなるでしょ?」と思われた方もいるかもしれませんね。

しかし、『平屋にする』ことでのコストアップと『2階建てにしない』ことでできるコストカットとが、相殺できるという事実を、ご存じない方が多いようです。

 

それはどういうことか。

 

まず、平屋にすることで、階段を省くことが出来ます。

また、2階の個室が全て1階に配置されるので、2階に設置予定だったトイレも省くことが出来ます。

さらには、個室を2階に設けた場合、どうしても無駄に出来てしまう生活導線(廊下)も省くことが出来るようになります。

 

そして、これらを合わせただけでも、4坪前後の面積をカットすることが出来ます。

廊下は1坪50万、階段なら1坪60万ほどのコストがかかっていますから、200万以上も無駄なコストを抑えることができるわけです。。

 

しかしながら、4坪カットし、仮に、同じ部屋数と広さと収納量を確保したまま、26坪で平屋を建てることが出来たとしても、平屋にすれば坪単価が高くなることと、平屋にした場合、プライバシーと採光の確保のための工夫が必要になってくることからこれではまだ先程の予算の中では充分におさまりません。

 

ですから、ここからさらに、なにかをカットしていかなければいけません。

 

と言っても、リビングを狭くしたりだとか、収納を減らすといったことは、暮らしやすさを低下させてしまうことになるので、決してオススメ出来ることではないので、弊社では、子供部屋を少し小さくさせていただく提案をよく行います。

 

なぜなら、現在では、寝る寸前まで、家族そろってリビングで過ごしているというライフスタイルが主流となってきているからです。お勉強も、家族がいるリビングで行うことが主流になりつつあります。

 

各個室は、それ以外のスペースに比べると、広さを優先させる理由がそこまで高いわけではないです。

 

「寝ることが目的の部屋」と割り切ってしまうと、6帖というスペースは少し大きすぎます。4帖あればベッドと勉強机は十分置けますし、それでは窮屈だと感じる方でも、4.5帖あれば十分なのではないでしょうか。

 

多くの方がコストが「見える化」されていないせいで、「かかる費用」と「得られる効果」とをきちんと比較検討することもせず、つい何でも必要だからと総額を引き上げていってしまいます

 

しかし、1帖というスペースにも40万程度のコストがかかっているわけです。それだけのコストをかけてまで、必要以上に大きな個室を与えてあげる必要があるか一度、冷静に考えてみることは大切なことです。

 

 

このようにして、少し子供部屋を小さくしていただくことで、さらに面積をカットし、そうしたご提案や打ち合わせの結果、しっかりと予算内で、リビングが広くて過ごしやすく、収納に困らず片付けやすく、非常に暮らしやすい、理想に近い住まいの実現へと近づけていきます。

 

とはいえ、やはり予算を重視した場合、なんらかの形で要望を削っていただくことが出てくるかとは思います。

 

ですから、もしそうなった時に、していいこととダメなことをハッキリさせていただけるよう、要望の優先順位をしっかりとつけていただければと思います。

 

それが、建てた後も、経済的にも気持的にもゆとりを持ちながら暮らしていける秘訣ですから!

 

それでは、、、

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